インプラントの手術後
歯が抜けてしまった後に骨の中に人口の歯根を埋め込むことによって、以前の歯のように使うことができる、新しい療法であるインプラント。
今残っている隣の歯を支えにしたり、削ったりする必要がない為、歯の全くない人でも、まだ少し残っている人でも、治療が可能です。
見た目も綺麗で、メリットも多い治療法ですが、手術を受けるということで構えてしまう人も多いのではないでしょうか。
もちろん”手術”ですので、出血は伴います。どのくらい出血するのか、手術後はどのような状態になるのか、気になるところですよね。
しかし、それほど心配することはありません。 手術後の感じは抜歯の時とほぼ同じです。
顔の腫れや青アザ(内出血斑)が、人によっては出る場合があります。
腫れは2~3日がピークです。その期間は適度に冷やしたりして対処します。
内出血は数日間で自然に消えていくものです。心配いりません。
・・・といっても、口の中に血がにじんでいる状態というのは、やはり気持ちが悪いものです。人によってはペッペッと血を吐いて、口の中に血のない状態を作ろうとしてしまいます。
ところが、吐けば吐く程、血は止まりにくい状態になってしまうのです。
なぜかというと、血は止まろうとする時、まずゼリーのようになります。
これが”かさぶた”の様な役割をする為、血を吐いてしまうことによって”かさぶた”をとってしまう事になるのです。
ですが、中には血の止まらない病気もあるので、心配なら主治医の先生に相談しても良いですね。
とはいえ、少々の出血はあまり気にせず、楽な気持ちでいることが、出血に対する一番のアドバイスと言えす。
手術中は歯科の先生にお任せですが、手術後はどうなのでしょう。
どういった注意が必要になるのでしょう。
手術後は、抗生物質や痛み止めが出されます。痛みがなくても、鎮痛剤以外の処方された薬は、体に変調がない限り服用します。抗生物質は1週間分、飲みきります。雑菌から傷口を守る為、ちゃんと指示通りに飲む事が必要です。
主な注意事項は抜歯の時と同じです。お風呂・お酒・運動など、止血の妨げになるような事は避けます。シャワーは大丈夫です。
食事は、出血がある為、気持ちよく食べることはできませんが、やはり栄養を取ることも必要です。
ですが、インプラントに食物などによって刺激が加わると、感染の原因になったり手術の失敗につながったりしてしまいます。
ですから、最初の2日間くらいはジュースやスープ、栄養価の高いベビーフードなどのなるべく柔らかく、あまり噛む必要のない物を、インプラント治療箇所と反対側で噛むようにして食べます。
熱いものや辛いものなどの刺激物も避けます。
また、大きく口をあけたり、笑ったりするのも避けるようにします。
飲酒や喫煙は、できるなら2週間は控えます。
過激な運動も2、3日は避けてください。
毎食後、就寝前に、処方された薬で消毒します。
医師に指示された事を忠実に守ることが、インプラント手術成功の重要なポイントです!